【撮影機材】ライトブラスターの使用レンズ考察
さて、今回はアイテムの紹介。
最近色々話題になっていますね。
ライトブラスター (Light Blaster)
です。
用途としてはプロジェクタ撮影っぽいことができるって感じですかね。
スライドを本体にセットして、ストロボ光を照射させ、画像を投影する仕組みになっています。
こちら本体を買っただけでは使用できません。
別途
- クリップオンストロボ
- レンズ
が必要です。
このうち、クリップオンストロボは何でも良いです、取り敢えず光量が強ければ強いほど良いです。
一方「レンズ」これが結構個性が出ます。
私自身が色々試してみた結果。
結論から言うと
- 広角レンズ
- 開放絞りが開ける、なるべく明るいレンズ
これに付きます。
ちょっとサンプルを載せますね。
35mm F2.0による投影
こういう青空のスライドの場合35mmだと広がり感が物足りないです。
もちろん壁から話すことでもう少し大きくできるのですが、壁からの距離が離れると光量が必要になります。
この撮影では、これ以上離れると光量不足になりました。
こういう模様でしたら、35mmでもいけますね。
スライドも白いものなら光量落ちが少ないです。
20mm F1.4による投影
贅沢にも
SIGMA 20mm F1.4 DG HSM | Art
これを使ってみます。
サンプルはこちら
上記の35mmを使用した場所と同じ所なのですが、背景の桜の花がこんだけ広がりました!
超楽!!(笑)
まとめ
まとめるとライトブラスターは結構ストロボの光量を必要とします。
スライドの種類によってはかなり光量が落ちます。
なので、光量を上げるためには
- ストロボの光量を上げる
- 壁に近づける
しか無いのですが、
- 壁に近づけると照射範囲が狭くなる
なので、広角レンズが必要。
ということになります。
つまり最初に言った。
- 広角レンズ
- 開放絞りが開ける、なるべく明るいレンズ
が、ライトブラスターを使う上では非常に重要で、現行売っているレンズでは
SIGMA 20mm F1.4 DG HSM | Art
が最強!
ということになりました(笑)
ただまぁ、高いですよね……
ライトブラスター用として買うのは少し無理があります。
でもこのレンズは写りも素晴らしいので、おすすめですよ。
みなさんも、ご自身の用途にあったレンズを探してみてください!
では、たのしいライトブラスターライフを!
スポンサー
関連記事
-
-
シグマ24mm F1.4 DG HSM Art のレビューが色々出てきてます
シグマ[/caption] シグマ24mm F1.4 DG HSM Art のレビューが色々
-
-
フルサイズセンサで5000万画素という考察
EOS5Dsというカメラ。 5060万画素というとんでも無い画素数を創りだすカメラである。
-
-
一眼レフカメラの焦点距離と圧縮効果について
今回はカメラの技術的なお話を少し。 一眼レフカメラでは様々な焦点距離のレンズが有ります。 単
-
-
「SIGMA 24mm F1.4 DG HSM」ニコン用が3月27日発売
このレンズはキャノンとシグマ用は発売されていたが、少し遅れてニコン用も発売となる。 このレンズはシ
-
-
Nikon ニコンD5500
NikonD5500[/caption] このBlogにニコンの記事が多いのは私がニコンユー
-
-
カメラバッグ vanguard The heralder 51T
理想の4輪キャスターカメラバッグを探して…… のはずが、選択肢がない。 カメラバッグはいつも悩む、
-
-
今年買ってよかったカメラ機材 その1
今年も色々買いました。 その中で買ってよかったな~ って思ったものその1 Manfrotto ラ
-
-
ガジェット|毛玉とるとる
嫁が面白そうなものを購入してきた。 毛玉とるとる[/caption] 「毛玉とるとる」
-
-
SIGMA Art 50mmF1.4 DG セミナー
先日「SIGMA Art 50mmF1.4 DG」をレンタルしてくれるセミナーがありました。 講師
-
-
イベントカメラマン、人混みを撮る方法
イベントカメラマンのお仕事が来た 先日、2015/05/19 - 21日 までインテックス大阪で開
Comment
[…] http://blog.gata.in/post-1339/ レンズについての考察と撮影例を掲載されています。 […]