俺、風俗やめるってよ!
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奮闘日記
1年とちょっと続けていた風俗嬢撮影のアルバイト。
今日4月の末日を持って辞めることにした。
理由は様々あるのだが、一つは個人事業の撮影が増えてきたことがあげられる。
突発で依頼が来ることもあり、バイトのようなスケジュールを自由にできないものはきつくなってきた。
とはいえまだまだ安定して生活できるレベルではないので、5月からはもうちと頑張らないとな!
さて、風俗嬢撮影のバイトでもいろいろ得られるものがあった。
また、以前行ってた証明写真のバイトが生きてるなと感じることも多々あった。
風俗嬢撮影はポートレート撮影というよりは、もはや商品写真である。
そのうえで、ライティングは非常に重要な技術で、基礎ももちろん重要だが柔軟な考え方をしなければならない。
経験から言うと「ライティングの教科書」的なものを読んでもあまり役に立たず、とにかく試行錯誤しながらやってみるというのが重要と感じた。
当たり前のことだが、スタジオによって広さやオブジェクトの配置、壁の色等条件が全く違うので、こっちのスタジオでは綺麗に撮れたライティングも別のスタジオではうまくいかない、または物理的に無理(ライトを置くスペースがない)ということも多々ある。
バイト先には4つのスタジオがあったのだが、そのうちの一つは使用頻度が少ないこともあり、1年たった今でも思うようなライティングができなかったなぁ……
さて、もう一つの大きな収穫といえば「レタッチ」である。
風俗嬢のレタッチといえばそれはそれはもうすごいのである。
目を大きく、肌をつるつるにするなんてのは当たり前で、太い人もガリガリにしたりする。
これを出来上がりが自然になるようにレタッチせねばならない。
一目見て「あ、レタッチしてるな」とわかる写真では興ざめもいいところ。
これに重要なのは人間の骨格を知る事だったり、自然な限界値を知る事だったり、うまい人の修正前と修正後を見せてもらったり、これも一朝一夕にはうまくならない。
また、自分一人でやってるとだんだんわからなくなるというか、脳がマヒするというか、気づかないことが多いので、完成品を人に見せるなど、第三者の意見を聞くことが重要だと思う。
さて、あっという間に4月も終わり、5月からもガンバロ。
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