写真教室に行ってきました。あなたはどんな写真が撮りたいですか?
公開日:
:
奮闘日記
新感覚!思い出を一冊の本に【viviフォトブック】1,180円~
【123RF】
相変わらず写真教室に通い続けている。
去年の4月からなのでちょうど1年たったことになる。
たまに、「教えるほうじゃないんですか?」と聞かれるが、「綺麗な写真」と「作品になる写真」は全く異なり、私が学んでいるのは主に「作品になる写真」である。
プロとして「綺麗な写真」を撮るのはそこそこできるものの「作品作り」となると、いろんな人の意見を聞くというのは非常に有効である。
今回はちょうどそんな授業内容だった。
広告写真やブライダル写真、お宮参りの写真、会社の写真などは、極論を言えば「撮影者の思い」というのは関係ない。
クライアントの思いを忠実に写すことだ重要で、ゆえに撮影時の決まりごと、縛りが多い。
これらの写真を撮るには「技術」と「機材」が非常に重要だ。
要素はなるべく減らしていき、シンプルなほうが望ましい場合が多い。
料理写真やスーパーのチラシ写真を思い浮かべていただければいいだろう。
いかに、ものを「正確に」「綺麗に」写すことが重要になってくる。
それと違い「作品」というものは撮影者の思いが写真を見る人に伝わるかどうか、ということが大切になってくる。
そのために写真は綺麗である必要もないし、一切の縛りはない、正解もないのだ。
高級機材を持ってなくてもトイカメラで撮った写真に作品性があったり、写真技術がなくても作品としては厳つい(いかつい)場合もある。
写真作家の中ではカメラのPモード(プログラムオート)しか使わないって人もいるのだ。
「写真を撮る」という上で自分は上記どちらの写真が撮りたいのか? ということは考えておいたほうがいい。
前者と後者では求められる技術も機材もすべてが違う。
漠然と「写真がうまくなりたいんです」と相談した場合も話がかみ合わないことが多い。
今一度「自分はどんな写真が撮りたいのか?」を見直してみよう。
スポンサー
関連記事
-
-
休職中のおいしいところ
かなり勢いで「休職します」とは言ったものの、改めて考えると不安なことはいっぱいあった。 もちろん一
-
-
なめとったで証明写真
写真というのはシャッターを押せば老若男女誰でも撮れるものである。 初めてカメラマンとして訪れた
-
-
税理士と契約しての確定申告
さて、以前(といってもかなり前)に税理士と契約しました。 って話を書いたかと思
-
-
八方ふさがりカメラマン
プロカメラマンからおすすめされた「ポスティング」作戦は空振りに終わり、自分で考えた「webページ作成
-
-
口紅は何本持っていますか?
色は写真の第一印象 さて、月に一回の写真教室に行ってきた。 今回のテーマは「色」 前も
-
-
いろんな人に聞くと意見が分かれた税理士との契約
税金に関する知識が全くない 先の記事にも記載したが、私は税金関係に関する知識がまるでない。
-
-
肖像権とスナップ写真
私は法律家では無いので、「へーそうなんだー」くらいの話で聞いていただきたい。 日本にはいわゆる
-
-
写真教室に通ってみる
商売としての写真撮影も重要だが、もともと私は「何かを作る」ということが大好きで、写真を撮るうえでも何
-
-
うつ病、そして休職へ
うつ病 精神科医にそう診断された。 とあるソフト